粛々と担々淡々と更新しようと思います。しばらくはここ1年ほど来訪したお店の過去のまとめになります。
まず1軒目は桑ばら(旧まるきゅうらあめん)池袋駅から歩いて8分程、豊島岡女子高の裏手にあるお店。
来訪時(2013年3月頃)はまだ店名がまるきゅうらあめんでした。
スタジオ練習後、ふと、塩ラーメンが食べたい!今日食べないと死ぬぞ!と磐鹿六雁命に脳に直接吹き込まれたのでラーメンついでに練習を(!)済ませ、複数店悩んだ末にちょうど開店時間になっていたこのお店に辿り着きました。
昼と夜で若干メニューが変わるようで、夜は魚介系塩そばが中心のようです。
行列ができた場合は、店左のアパートの玄関に邪魔にならないように整列して並びましょう。それがマナーというものです。
店内は非常にこじんまりしてしていて、正直、夏暑く冬寒い状況下なのですが、おいしいラーメンが食べたいだけなので筆者としては気になりません。ちなみに店内にはいろいろな貼り紙があり、また、店主はももクロファンなのかカレンダーとポスターなども飾ってありました。
さて、筆者が頼んだのはスタンダードな塩そば(鶏チャーシュー多め)900円
透明感のあるスープ、食べやすく麺の味わいが分かる中細麺、そして何よりチャーシュー。
夜の営業時には普段は豚ロースがのっているようなんですが、良い鶏肉を仕入れたということでその日1日は鶏チャーシューオンリーでした。
塩ラーメンというと、某食べログなどでは「大したことない店でも塩ラーメンってだけで女の人が高評価に入れる」などと言われる程、評価の敷居が低いが(二郎系インスパイア店の隆盛の反動も大きい)一口麺を啜った瞬間それは杞憂でしかなく、塩ラーメンにありがちな「なんとなく物足りない」感はそこにはなかった。
ダシに野菜をどれほど使っているかは分からないが、魚介塩スープの場合、どうしても中途半端に魚臭さが残るか、それを消したが故に味に深みがなくなるパターンがある。
しかし、ここのスープは絶妙にバランスが保たれていて、仮に、これ以上濃くても薄くても飽きてしまうだろう。
チャーシューに関しては、良い意味でも悪い意味でもクセがなかったとても美味なのだが麺とスープがこれだけ優等生なので、具に関してはインパクトがさらに欲しかったところ。
2014年に入り、多ジャンルのラーメンがある中で東京で塩ラーメンを推して行くのはなかなか難儀なものであるとは思うが今後の発展に期待したい。
ごちそうさまでした。
5点中 星☆☆☆☆
筆者 こーいち